あぶら取り紙 〈豊島屋〉

会社の名前って大事だと思います。

が、弊社の場合は、ふたりとも鳥が好きなので、「鳥をイメージさせる名前になるといいな」くらいの軽いノリで決めてしまいました。

最初、コトリ2号は「文鳥社」と提案してきたのですが、いやいや、文鳥だったら小鳥のほうが可愛くないですか? (語感的に)、という流れで、最終的に「小鳥社」という名前に。

一応、漢字のほか、ひらがな、カタカナ、ローマ字などで書き出して比較したり…なんてことはしましたが、やっぱり漢字3文字が一番可愛いだろうという結論に落ち着きまして、まぁそれで、と。

この話を何人かの知り合いにしたところ、皆一様に「小鳥でよかったと思うよ」と仰るので、よかったなぁと思っています。

ちなみに、銀行に行くと「小鳥社様」と呼ばれるので、ちょっと照れます…。

会社を作ったら、まぁ名刺も作らなくちゃいけないねと、とりあえず社名入りのシンプルな名刺を作りました。

そのときにね、思ったんです。
とうとう、アレを使う日が来た、と。

アレ、というのは、コレ。

「鳩サブレー」でお馴染み、豊島屋の 「鳩これくしょん」のひとつ、あぶら取り紙のケースです。

ホームページにある商品紹介文には、「ケースは名刺入れにもお使いいただけます」とあるので、もう完全にそのつもりで購入。
っていうか、わたし、大変な乾燥肌でして(カッサカサ)、あぶら取り紙は必要ないんです…。

買ったのはだいぶ前ですが、いつか(名刺入れとして)使う日のためにと、封も切らずにずっと取っておいたのでした。
その時は、まさか、鳥という名前がついた会社を作る日が来るとは、全く思ってもいなかったのですが。

ケースはアルミ製で、無印良品のアルミカードケース(薄口)とほぼ同じ仕様です。
安いのに大変丈夫なので、わたしも、普段の名刺はこちらを愛用しております。

といっても、同じなのは材質と大きさだけ。
こちらは、「鳩これくしょん」ならではの楽しいギミックがたくさんあるのです。

 

外観の鳩サブレーマークはもちろんですが、ふたを開けると、台紙も鳩サブレー。


(ぐるっぽー)

あぶら取り紙にも、鳩サブレー(わかりますかね…)。


(ぽっぽー)

ケースの裏側にも鳩サブレー。


(やっほー)

極めつけは、台紙の裏側。


(81.0枚で、ハト!)

お値段は810円(税込)。
どこまでも、ハトなんです。
ちなみに、あぶら取り紙のリフィルは400円(税込)だそうです。

 

豊島屋の 「鳩これくしょん」は、一部では大変有名かつ人気なので、ご存知の方も多いと思いますが、鎌倉市にある本店でしか買うことはできません。

ただし、「鳩これくしょん」の中身は、ホームページで見ることができます。
あぶら取り紙だけじゃないんですよ、いろいろあるんです。まぁ、なんというか、見てのお楽しみですが、どれもこれも、可愛いのなんのって!

「鳩これくしょん」のページに直接リンクを張ってもいいんですが、なんていうか、それってちょっとクリックする楽しみが減っちゃうので、以下にヒントだけ。


(「菓子の歴史」のページのどこかに、入り口があります)

【追記】「ヒミツの・・・鳩これくしょん」は、iPad、iPhoneでは見られないので、パソコンからアクセスしてください。

 

「鳩これくしょん」もそうですが、豊島屋のサイトを見ると、なんていうか、ハト愛に満ちてるなぁ、とつくづく思います。
メニューを切り替えるとハトの絵が出てきたり、「店舗のご案内」をクリックするとハトが飛んで来たりなど、いちいち可愛い。
ちなみに、ホームページURLは「 http://www.hato.co.jp/ 」。ここもハトですか。
こんな風にさらりと、くすっと笑える仕掛けをあちこちに入れているというのが、なんかええなぁと思います。

気に入った「鳩これくしょん」があったら、いい気候ですし、鎌倉散策も兼ねて行ってみるのもいいですね。

実は、本店2階には「鳩巣(きゅうそう)」と名付けられたロビーがあるそうで、社長さんなどが旅行の際に買い集めた”鳩グッズ”が展示されているのだとか!
残念なことに、ちっとも知りませんで…。今度行くときは、必ず「鳩巣」にも立ち寄ろう…と思っています。

なお、本店裏には「八十小路」というカフェがありますが、読み方は「はとこうじ」。ロゴも可愛いんで、ハト好きはぜひ。

 

豊島屋 本店
248-0006
神奈川県鎌倉市小町2-11-19
0467-25-0810(ハト)
9:00~19:00
水曜定休

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