六角堂の幸福鳩みくじ

きょうのトリコレは、六角堂の「幸福鳩みくじ」。

六角堂のホームページにも、「若い女性に人気」と紹介されていますが、若くないわたしもまんまと買いましたよ。

京都のガイドブックにも結構な確率で紹介されているのを見るので、ご存知の方も多いと思います。

箸置きよりも少し大きめ(嘴から尾まで4センチ、高さ3センチほど)の陶器の鳩が、おみくじを握っています。

止まり木にちょこんと佇んでいる風情が何とも愛らしい。1個500円。
「おみくじにしては高い…」と言ってはいけません。可愛ければいいのです、可愛ければ。


(順光でも撮ってみました)


(正面からよく見ると、鼻瘤もうっすらと表現されている。意外と写実的!)

 

肝心のおみくじは、鳩の足元にあります。
中身は、一般的なおみくじとそう変わらないのでは…と思います。


(中吉でした)

意外にいいことが書いてあったので、そのまま持ち帰ってきてしまいましたが、どうしたものかなぁ…と思っております。

捨てるに捨てられないと言うこともありますが、くじ運があまりよくないので、私にとっては中吉は結構な「当たり」なのです(たいてい「末吉」)。

今度おみくじを買う機会があって、大吉が出たら差し替えてやろうかしらん、と思っておりますが、いつになることやら…。

ところで、六角堂は、池坊会館のデカいビルの脇にちょこんと建っている小さなお堂ですが、繁華街に近いこともあって、割りによく立ち寄っているような気がします。

錦市場を何往復もした後にここまで来て、ひと休みがてらぼぉーっとする。
もしくは、寺町通や三条通をぶらぶらぶらした後に、ここまで来て休憩と称してぼぉーっとする。

だいたいが、ぼんやりするために行くことが多いですが、小さいお堂なので、ちょいとお参りしたら、他に特にやることはないのです。

西国三十三か所巡りの札所でもあるので、巡礼さんも多く、ぼんやりと人を見ているだけでも意外と飽きません。

 

あと、ここは、やたらと鳩が多いのです。

そして、ここの鳩は自由気ままで狂暴です。そのフリーダムっぷりを見ると、心が和みます。

気が向いた時には、「鳩まめ」(1袋100円)を買っては、鳩に襲われます(それも、楽しみのひとつです)。皆さんも、ここで鳩に豆をやる場合は、どうぞお気を付けください。


(鳩まめを買うと「糞に注意してね」と言われます)

 

もうひとつのお楽しみは、奥の池(のようなところ)にいる、白鳥を見ること。

ここの白鳥も、狂暴だそうです。
「噛むので近づくな」という看板が立っています(たいてい、白鳥がいるところにはそういう看板が立っているものですが)。

幸いなことに、噛まれたことはなく、何とも黄昏た雰囲気の白鳥を眺めていると、なかなか落ち着きます。

 

こんな感じで六角堂には何度も行っているはずなのに、この記事を書くために改めてホームページを見ていたら、隣接するWEST18というビルの展望エレベーターから、六角堂の屋根を見下ろすことができる、ということを初めて知りました。

わたしは池坊の生徒じゃないのですが、このビルには入れるのでしょうか。
今度京都に行ったら、ぜひ確認してみたいと思います。

 

紫雲山 頂法寺 六角堂
604-8134
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
075-221-2686
拝観時間 6:00~17:00(納経時間 8:00~17:00)
拝観料 無料

※ 隣接する池坊会館3Fには「いけばな資料館」がある。無料だが、事前予約(メールか電話)が必要。

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