つきぢ味幸堂の竹の子鶴

あけましておめでとうございます。

今年は、週明けの7日からが仕事始めという方も多いと思いますが、もちろん、本日から仕事始めという方も、たくさんいらっしゃることと思います。
一応、小鳥社も、本日からが仕事始めです。

昨年11月に皆様にお目見えして以来、2カ月ほどしか経っておりませんが、わたしどもにとっては、この2カ月は1年に匹敵するような、濃い時間でした。

小鳥社は、本年も、地道に活動していきたいと思っております。
どうぞ、皆様、本年もお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

2月には、すでに告知させていただいている通り、電子書籍「ばーさんがじーさんに作る食卓(2)2006」の販売を予定しております。
これまでたくさんの方に、新刊お知らせメールのご登録をしていただき、また、温かいコメントもたくさん頂戴し、心が引き締まる思いです。
ぜひ、楽しみにお待ちいただきたいと思います。

また、本年は「ばーさんがじーさんに作る食卓」以外の新刊の刊行も予定しております。小鳥社らしく、食べ物に関する本です。
準備が整い次第、弊社ホームページ、ツイッターなどでお知らせさせていただきたいと思っております。こちらも、どうぞよろしくお願いします。

ところで、皆様も、お正月にはお雑煮を召し上がったと思います。

お雑煮というと、地域ごとに、家ごとに、それぞれに「うちの味」があって、まさに百家争鳴だと思いますが、コトリ1号も2号も、転勤族の子だったこともあって、そういった論争に加われるほどのバックボーンがありません。

「これがうちの味やー」という論争に加われないのは、若干さびしい思いもありますが、反面、自分の好きに作って食べてよいのだという点では、まぁ悪いことでもない、と思うようになりました。

というわけで、うちのお雑煮は、かつおを強く取っただしで作ったすまし汁に、ゆで餅、せり、吸い口にゆずの皮を乗せただけのものです。

それだけじゃ何なので、毎年あしらいに梅をかたどった生麩を乗せていますが、今年はもう1個、おめでたそうなものを乗せてみました。

つきぢ味幸堂」で見つけてきた、「竹の子鶴」です。

名前の通り、鶴をかたどったたけのこの水煮で、本来は煮物のあしらいに使うようです。
亀も一緒に売られていたので、ホントは両方使うべきだろうな…と思いましたが、まぁ、うちは、鶴だけでいいのです。

「つきぢ味幸堂」は、築地場外に店舗がある西京漬と珍味を中心とした業務用のお店です。場外にありますので、もちろん一般客も買いに行けます。

料理屋さんでよく見かける、ちょっとしたあしらいや、変った珍味などをたくさん扱っており、見てるだけで楽しいお店です。時々テレビでも拝見するので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

業務用が主なので、なかなか量的に買いづらいものも多いですが、商品によっては、小分け品も少し販売しています。この竹の子鶴もそのひとつで、わたしは5個入り735円で購入。

ちなみに、ネット通販だと40個入り3150円で販売しておりました(現在は取扱いなし)。1個当たりの値段は小分け品よりはるかにオトクですが、び、微妙ですね…。

 

味は、普通に竹の子です。

でも、おかげさまで、お正月のお椀に良い彩りを添えることができました。

 

つきぢ味幸堂(つきじみゆきどう)
104-0045
東京都中央区築地4-14-1
03-3545-6178
6:00~14:00(日、祝休み)
通販ページ(楽天)

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